2010年5月10日月曜日

口蹄疫情報封鎖は原口大臣指示


宮崎県での口蹄疫はすでに宮崎県内への封じ込めは失敗したと考えていい
2~3週間の潜伏期間を過ぎた後、九州全域への拡大は必須と言える状況
消毒用の石灰を必死に県が手配しているものの川南町の状況が凄まじすぎて全県に行き渡る状況ではない
消毒液にいたってはGW中にほとんど手配できなかった模様

現地の人間からの掲示板書き込み
「現地で対応のお手伝いしてるけど、消毒液すら1箱も届いてないよ。
だから職員が手と顔を石灰で痛めながら必死に作業してんだけど、その石灰すらこんだけ拡散したら全然足りない。
埋める土地もないし、建築の方々が頑張って埋めてくれてるけど埋めるにも石灰が必要で、とうとうそれすらなくなりつつある。
どんだけ深く埋めても翌日には腐敗ガスのせいで地面にボコボコ穴があいてマグマ状態。
今宮崎県は急に温度上がってて、キュウリも馬鹿成りするくらいの暑さと湿度。だから腐敗もすごいはやい。
宮崎県内は葬式ムードというか俺だって泣きたいくらいだけど、それでも何とか押さえてるんだけど、
それも週明けには崩壊するって皆いってる。
鹿児島や熊本の人達には本当にすまないけど、どうかそちらも頑張ってくれ。まだ九州内で押さえ込めるならこっちも全力で頑張るから。」

この状況でもまったく報道がなされていない
当の宮崎県内ですらTVでも少ししか報道されない状況
この異常事態において本当に異常なのは口蹄疫自体より口蹄疫に関してまったく手を打とうとしない政府より「報道しない」報道機関

ここでなぜ?への回答があった
Twittterやってて委員会出席に遅刻するほどTwitterにはまっている原口総務相のTwitter
「ありがとうございます。後手ではありません。発生後、すぐ私は指示をしています。風評被害が大きくなれば、さらに大きな被害となります。畜産と言う産業の性質上の問題もご考慮ください。原口 一博」

どうやらTVをはじめとするメディアを管轄する原口総務相より発生後直ちに報道管制が引かれたらしい
風評被害を防ぐ、との事らしいが本来なら同時に実際の被害を防ぐべく動きを取るのが本来なのだが対策は県に丸投げでまるで無かった事のように政府は振舞っている

風評被害を防ぐためマスコミに報道管制

マスコミは無かった事のように

マスコミで報じていないから後回し

さらに事態は悪化するも政府もマスコミもなかった事に....

元々民主党政権は異様にマスコミの反応を気にする
選挙に最も影響を与えるのはマスコミだと知っているからマスコミを押さえつける事に全力をあげる
元々マスコミも「民主党政権を作ったのは我々だ」との認識から協力
逆に自分たちが規制をかけて報道していないことで重要度が低い(選挙に影響が無い)と認識
最悪だ

さらに最悪なこと
こうして大臣の指示さえあればこれだけの大事件(数カ月もしないでその影響は目の前に現れるはず)が「無かった事」にできると言うことがわかった
中国のような独裁国家でなくとも報道は政治の軍門に下ったと言う事
なんかぞっとする....

*Twitter中毒?の原口大臣のつぶやきは紹介したつぶやきの後ぱったりと止まっている。ちょっとまずい、と思ってのこと??

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