2010年4月7日水曜日

お題いただきまして

道州制導入時の地銀の進むべき方向、といった感じのお題をメッセージでいただいた
やたら狭く絞り込んでるところから見ると大学のレポート課題か?
私は金融機関に関しては全くの素人
知らんぷりしようかと思ったが「レポートならわざと提出期限遅れで日記として書いてみよう」なんていやらしさ満開
あくまで私見ね

まず道州制導入が金融機関に与える影響は何かを考えてみる
現時点であちこちが出してる試案を見てみると基本は現状の都道府県の広域版
現状の権限を拡大して予算面での裏付けを付けるというところ
米国などのように外交、安全保障以外の広範囲の権限を持った州政府の連邦、といった方向は目指しているようには思えない
という事は金融機関に対して州ごとの免許制になる、なんて事は考えにくい
おそらく道州制導入も金融機関にとっては単純に都道府県の合併、拡大と考えればいいのではないか

次に現在の地銀の経営上の強みはなんだろう
なんといっても地方公共団体の指定金融機関として地域経済にしっかりと食い込んでいるところ
ほとんどの大手企業が東京や大阪に本拠をおき、地方経済では圧倒的に行政の比重が高いのはご存知だろう
従って行政と独占的に取引出来る指定金融機関であることはその地域に限定した場合、圧倒的に金融機関として優位といえる
この優位性を元に地域に密な拠点、営業網を築き半ば独占的な地位を占める
かつては県庁所在地ながら都市銀行の支店が存在しない地域もあったほどだ

実のところ金融機関のヒエラルキーはメインとするテリトリーの広さとそれによる取引高により成り立っている
東京や大阪といった経済力の大きな地域を中心に全国レベルで営業網を展開する都市銀行は地域地域の小口取引を「捨てる」事によって大企業との大口の取引をその営業基盤としている
逆に地域を限定した中規模企業との(相対的に)小口の取引はコスト的に見合わないものとして放棄しているのが現状
そしてその取りこぼした地方経済を対象に取引を行うのが県単位の地方銀行であり市町村単位での信用金庫、信用組合となる

ここまで書いてきて最下層である信用金庫、信用組合と都市銀行のごちゃごちゃを書きたくなったが我慢我慢

話を戻し、こういった状況下で最初に言った道州制の導入が行われるとどうなるだろう
地方銀行の強みである地方公共団体=都道府県との独占的関係は確実に崩れる
いくつかの都道府県が統合されるわけだから指定金融機関が複数になる
それらの間での競争の結果脱落する銀行もでるだろう
都道府県単位での経済圏が交通や地形をベースにした経済圏に移行することによる営業網と経済圏の相違もマイナスとなる

これらへの対応は2つ
1つは、というより最適解は合併による統合
つまり合併により従来の都道府県における地銀の役割を道州における地銀の役割へとそのまま移行していくこと
2つめは現在の信用金庫、信用組合の拡大版、統合版として従来のテリトリーで営業すること

1の合併統合の場合規模拡大とより権限、予算を拡大した州政府との取引は今以上の利益をもたらす
これに失敗して2の道をとった場合は今以上に苦しい道となる
地元密着の信金信組と比べ市町村への食い込みの無い地銀は各個撃破される可能性も大きい
もちろん統合拡大した場合もその商圏によっては都市銀行との競争は避けられないのだが.....

なんかえらく端折って話を進めちゃったけど...こんなんでいい?

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